💡 この記事でわかること
山梨県の空き家事情を「補助金・解体費用・売却相場・空き家バンク・活用法」の5軸でまとめた2026年最新ガイドです。県内主要8市町の解体・改修・購入補助金は公式情報から具体額・URL付きで掲載。「相続したけど現地に行けない」「別荘を相続したけど買い手がつかない」という県外オーナーの方は、最後の「LINE で藤本に一言相談」までご活用ください。
山梨県は、全国でもっとも空き家率が高い県です。総務省の最新統計では空き家率 21.3%、全国 1 位。住宅 5 軒に 1 軒以上が空き家という突出した状況です。
特異なのは、その内訳の多くが 別荘・二次的住宅 に占められていること。富士山周辺・八ヶ岳南麓に集積するリゾート別荘が、相続を境に「動かせない空き家」へと変わるケースが急増しています。北杜市 46.06%、富士河口湖・山中湖の別荘地帯、甲府盆地の中心市街地と山間部 ── 同じ県内でも事情は大きく違います。このページでは エリア別の判断材料 を整理しました。
山梨県の空き家の現状(数字で見る2026年)
総務省「令和5年(2023年)住宅・土地統計調査」によると、山梨県の空き家事情は次の通りです。
| 指標 | 山梨県 | 全国順位 |
|---|---|---|
| 空き家率(全体) | 21.3% | 全国1位 |
| 別荘・二次的住宅を含む空き家率 | 20.5〜21.3% | 全国トップクラス |
| 全国平均との差 | +7.5 ポイント | (全国平均13.8%) |
| 前回(2018年)からの傾向 | 高止まり〜微増 | (全国的増加トレンドと同調) |
二次的住宅(別荘・セカンドハウス)が県内空き家の大きな割合を占めるのが山梨の最大の特徴で、和歌山・徳島とともに「リゾート型空き家県」を象徴する数字です。

集積エリア(空き家率の高い市町村)
| 順位 | 市町村 | 空き家率 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| 1 | 北杜市 | 約 46.06% | 八ヶ岳南麓の別荘集積/移住者人気エリア |
| 上位 | 富士河口湖町・山中湖村・忍野村 | 30%超ゾーン | 富士山麓のリゾート別荘地 |
| 上位 | 鳴沢村 | 高位 | 河口湖西側の別荘地 |
| 上位 | 大月市 | 高位 | 中央線沿線・山間集落 |
| 中位 | 甲州市・笛吹市 | 中位 | ワイン産地/旧街道沿い空き家 |
| 中位 | 富士吉田市 | 中位 | 富士急ハイランド・新興リゾート併存 |
| 下位 | 甲府市・甲斐市・中央市 | 比較的低位 | 甲府盆地中心市街地・通勤圏 |
逆に 甲府市・甲斐市・中央市など甲府盆地中心部 は県内では比較的低い空き家率で、住宅流通も動いています。「別荘地・山間部 vs 甲府盆地中心」の構図で戦略がまったく違います。
[出典: 総務省 令和5年住宅・土地統計調査 / 山梨県統計調査課 / ダイヤモンド不動産]
山梨県で使える空き家補助金(市町村別・2026年版)
山梨県は 市町村ごとに補助制度を独自運用 しており、県は「市町村における空き家対策関連の補助制度一覧表」(令和7年4月時点)として取りまとめています。窓口・上限額・条件は市町村でまったく違います。
⚠️ 補助金は予算枠と先着順が基本
多くの市町村で「年間〇件まで」「予算上限に達し次第終了」「年度ごとに条件変更」が一般的です。下表は2026年5月時点で確認できた最新情報ですが、申請前に必ず**市町村窓口の最新告示**をご確認ください。

主要市町村の補助金まとめ
| 市町村 | 解体補助 | 改修・購入補助 | 公式URL |
|---|---|---|---|
| 甲府市 | 特定空家等除却 補助率 1/2・上限100万円 | バンク活用 改修助成あり | 甲府市公式 |
| 富士吉田市 | 特定空家等除却 補助率 1/2・上限100万円 | バンク登録物件改修 1/2・上限50万円 | 富士吉田市公式 |
| 甲斐市 | 老朽空き家除却 補助率 1/2・上限50万円 | — | [甲斐市建築住宅課 055-268-2336] |
| 南アルプス市 | 老朽空家除却 定額10万円 | — | [南アルプス市管理住宅課 055-282-6397] |
| 北杜市 | (バンク家財処分補助あり) | バンク登録物件 取得補助 1/2・上限30万円 +改修 1/2・上限50万円(合算最大100万円、子育て・若年加算あり) | 北杜市公式 |
| 笛吹市 | 空家除却 補助率 1/2・上限20万円 | — | 笛吹市公式 |
| 甲州市 | バンク登録物件解体 1/2・上限100万円(売買契約成立物件) | 移住支援金・お試し住宅あり | 甲州らいふ |
| 富士河口湖町 | — | 移住者向けリフォーム 最大20万円(賃貸後改修も対象) | [富士河口湖町移住窓口] |
- 甲府市・富士吉田市は特定空家解体が上限100万円と全国トップクラスに手厚い(老朽空家対策が背景)
- 北杜市・甲州市はバンク経由の取得・改修・移住支援に注力(八ヶ岳南麓・ワインツーリズム)
- 富士河口湖町はリゾート移住者向け改修補助を整備(賃貸後の改修も対象)
解体したいなら甲府・富士吉田、移住者向け売却を狙うなら北杜・甲州、別荘活用なら富士河口湖、で動き方が変わります。LINE で物件の所在地と状態を伝えていただければ、最適な制度をご紹介します。
💬 「うちの町は補助対象?」を LINE で気軽に確認
まずは気軽にご相談ください。
あなたの空き家問題、必ず解決策があります。
✓ 完全無料 / ✓ 24時間受付 / ✓ 全国対応
山梨県ならではの空き家活用法(別荘地・移住地・盆地中心)
山梨県の活用ルートはエリアで戦略が大きく変わります。県内空き家の特異性は「別荘・二次的住宅比率の高さ」にあり、相続した別荘の処分は東京近郊とはまったく別の市場で動きます。

- ① 八ヶ岳南麓・北杜市の移住者向け売却:移住者流入が多く、空き家バンクの取得・改修補助が手厚い。築古でも「リノベ前提」で買い手がつく。長坂・小淵沢・大泉エリアが特に競争力あり。
- ② 富士山麓の別荘リノベ・賃貸活用:河口湖・山中湖・忍野はインバウンド需要で宿泊施設化(民泊・小規模旅館)が成立。古いログハウスでも改修すれば動かせる。
- ③ 甲府盆地中心の通勤・賃貸転用:甲府・甲斐・中央市は中央線特急で新宿100分圏。リモートワーク移住者向け通常の中古戸建て市場として流通。
- ④ ワインツーリズム拠点(甲州市勝沼・笛吹市):30以上のワイナリーが集積する勝沼では、古民家をワインバー・ゲストハウスに再生する事例が増加。
特筆すべきは 北杜市の移住者流入の強さ。空き家バンク登録物件は取得・改修補助の合算で最大100万円を受けられ、築古でも「リノベ前提」で動く市場です。富士山麓はインバウンド需要で「売り物件不足」の逆転現象も起きています。
[出典: 北杜市公式 / 甲州らいふ / 富士河口湖町]
山梨県の解体費用相場
山梨県は 全国平均レベルの解体費 で、本州内陸県としては標準的な水準です。

| エリア | 木造解体 坪単価 | 30坪換算 |
|---|---|---|
| 山梨県全体 | 約 30,000〜45,000円/坪 | 約 90万〜135万円 |
| 甲府市・甲斐市(市街地) | 約 35,000〜45,000円/坪 | 約 105万〜135万円 |
| 北杜市・八ヶ岳南麓(別荘地) | 約 35,000〜50,000円/坪 | 約 105万〜150万円 |
| 富士河口湖・山中湖エリア | 約 35,000〜50,000円/坪 | 約 105万〜150万円 |
| 山間部・道幅狭小地 | 50,000円超になる場合あり | 150万円〜 |
全国平均の 坪3万〜5万円 とほぼ同水準。ただし 別荘地・山間部は重機搬入路の制約 で割高になる傾向があります。
山梨で解体費が変動する要因は主に、別荘地特有の狭隘な進入路(北杜市・富士河口湖の山林斜面)、冬季の積雪による工期制約、最終処分場までの長距離運搬コスト、ログハウス等の特殊構造です。
裏を返せば、甲府盆地中心の市街地物件なら全国平均レベルの坪単価で済む ケースが多く、富士吉田市・甲府市は特定空家認定なら 解体費上限100万円 の補助でほぼ全額カバーできるケースもあります。
[出典: 解体無料見積ガイド / クラッソーネ山梨]
山梨県の中古戸建て売却相場
山梨県は 価格帯が幅広く、エリア間格差が極端 が特徴です。

| エリア | 中古一戸建て売却相場 |
|---|---|
| 山梨県全体(中央値) | 約 1,680万円(築33年・建物112㎡・土地245㎡) |
| 甲府市市街地 | 約 1,800万〜2,500万円 |
| 甲斐市・中央市(通勤圏) | 約 1,500万〜2,200万円 |
| 富士吉田市 | 約 1,200万〜2,000万円 |
| 北杜市(八ヶ岳南麓・移住人気エリア) | 約 1,500万〜3,500万円(リノベ前提物件含む) |
| 富士河口湖・山中湖(別荘) | 約 500万〜5,000万円(広い価格帯) |
| 山間部・郊外 | 数百万円〜(再建築不可・接道なしも多い) |
県全体の中央値は約1,680万円。別荘地・移住人気エリアの上振れと山間部・接道なし物件の下振れで、価格レンジが極端に広いのが特徴です。
⚠️ 「相続したが買い手がつかない」が最も多い相談
山梨県の空き家相談で多いのが、「親が買った別荘を相続したが、管理だけで毎年費用がかかる」「山間集落の実家で、接道がなく売れない」というケース。空き家バンク・買取・無料引取まで含めて、複数ルートを並行検討する必要があります。LINE で物件状況をお伝えいただければ、現実的な選択肢を整理します。
[出典: SUUMO 山梨県相場 / イエウリ / カチタス]
山梨県の空き家バンク
山梨県は 県統合ポータル「やまなし田舎暮らし」 が市町村バンクをまとめて検索できる仕組みです。

- やまなし田舎暮らし(県統合ポータル):山梨県宅地建物取引業協会 運営 — 県内市町村バンクを横断検索
- 山梨県/市町村空き家バンク相談窓口:県公式まとめページ
- 北杜市空き家バンク:取得・改修補助の合算最大100万円、八ヶ岳南麓の移住希望者向け最大級バンク
- 甲州らいふ(甲州市移住ポータル):勝沼ワインエリア中心・お試し住宅併設
- 富士吉田市空き家・空き店舗バンク:富士山麓・空き店舗も含む統合運用
- 山梨市・大月市・南アルプス市等、ほぼ全市町村が独自バンク設置
別荘地物件は やまなし田舎暮らし+民間リゾート専門業者 の併用、甲府盆地の通常戸建ては 大手不動産ポータル での売却が主流です。
💬 バンク登録の前に「藤本に物件状態を見てもらう」のもおすすめ
まずは気軽にご相談ください。
あなたの空き家問題、必ず解決策があります。
✓ 完全無料 / ✓ 24時間受付 / ✓ 全国対応
山梨県で空き家を相続・処分する基本フロー
親や親族が亡くなり、空き家(または別荘)を相続したことを知る。
2024年4月1日から相続登記が義務化されました。相続を知った日から3年以内に法務局へ申請しないと、10万円以下の過料の対象になります。甲府地方法務局が県内全域を管轄。
現地に行けない場合、近隣親族・地元業者・藤本などに依頼して「写真+簡易レポート」を取り寄せる。山梨県は別荘地が多く、冬季は雪・凍結で現地確認が制約されるため、春秋の現地調査が現実的。
売却(仲介・買取)/賃貸(民泊含む)/空き家バンク登録/解体(補助金活用)/無料・有償引取 の中から、エリア特性に合うルートを選ぶ。
専門家(司法書士・税理士)と業者のネットワークを使って、移住人気エリア(北杜・甲州・富士河口湖)は最短2〜3ヶ月、山間部・接道なしは6ヶ月〜が目安。
⚠️ 別荘の管理費・固定資産税の負担に注意
山梨県の別荘地は管理組合費(年間10〜30万円)+固定資産税+水道光熱基本料で、誰も住まなくても年間50万円近い維持費がかかるケースがあります。相続から処分までの期間が長引くほど負担が累積するため、相続発生後すぐに方針を決めることが重要です。
簡易な救済として 相続人申告登記(相続人であることを法務局に申し出るだけで義務履行とみなされる制度)が利用可能です。
[出典: 甲府地方法務局 / 山梨県司法書士会]
山梨県の空き家相談先一覧

- 山梨県 県土整備部 建築住宅課:県内空き家対策の総合窓口、市町村制度の取りまとめ
- 各市町村の建築住宅課・移住定住窓口:補助金申請・空き家バンク登録の実務窓口
- 甲府地方法務局:相続登記の支援・無料相談
- 山梨県司法書士会:相続・名義変更の無料相談(要予約)
- 公益社団法人 山梨県宅地建物取引業協会:やまなし田舎暮らし運営、売却・賃貸の仲介業者選定の相談
藤本(空き家処分・活用ナビ運営)は、全国の空き家所有者から個人ベースで相談を受けています。山梨県の物件についても、これまでに「県外オーナー × 親が買った別荘の処分」「八ヶ岳南麓の相続物件をどう動かすか」「甲府の実家を売るか貸すかの判断」「山間部の接道なし物件の処分」といったケースを多数対応してきました。
大手不動産業者が扱いにくい物件(別荘・古民家・狭小地・接道なし・山間集落)こそ得意領域。LINE のひとことで OK、急かしません。状況整理から一緒に考えます。
💬 山梨県の物件、まずは LINE で藤本に状況を伝える
まずは気軽にご相談ください。
あなたの空き家問題、必ず解決策があります。
✓ 完全無料 / ✓ 24時間受付 / ✓ 全国対応
山梨県の空き家でよくある質問
県外在住で物件を見に行けません。それでも相談できますか?
はい、むしろそういう方こそご相談ください。藤本が直接現地に伺うか、地元の連携業者から写真・簡易レポートをお取り寄せします。山梨県の別荘地は冬季の積雪で現地調査が制約されるため、春〜秋の調査がベスト。LINEで状況をお伝えいただければ、次に何をすべきか整理してお返事します。
親が買った富士河口湖の別荘を相続しました。買い手はつきますか?
富士河口湖・山中湖・忍野エリアはインバウンド需要で別荘市場が活性化しています。築古でも宿泊施設化を前提に買い取る投資家層が存在します。管理組合費・固定資産税が毎年かかるため、動かすなら早めが鉄則です。
北杜市の山林の中の実家、接道がなく売れないと言われました
北杜市は移住人気エリアで、接道条件が悪くても「八ヶ岳が見える」「自然環境が魅力」という理由で買い手がつくケースがあります。空き家バンク経由なら取得・改修補助が合算最大100万円。藤本に物件状態をお聞かせください。
甲府市の実家、特定空家に指定されそうです
甲府市の特定空家除却補助は上限100万円と全国でも手厚い水準。30坪程度の木造ならほぼ全額カバーされるケースもあります。
- まずエリア特性を見極める(別荘地 vs 移住人気 vs 盆地中心 vs 山間部、で戦略が変わる)
- 市町村の補助金を確認(甲府・富士吉田=解体100万円、北杜・甲州=活用、で性格が違う)
- 別荘の維持費を試算(管理組合費・固定資産税で年間50万円級の負担も)
- 物件状態を客観的に把握(県外なら写真+レポートを依頼、冬季は現地調査制約あり)
- 売却・賃貸・民泊化・解体・引取の選択肢を比較(藤本が一緒に整理)
- 動く(移住人気エリア 2〜3ヶ月 / 別荘地 3〜6ヶ月 / 山間部 6ヶ月〜)
「相続した別荘、どうしたらいいかわからない」「実家を片付けたいが現地に行けない」という段階で大丈夫です。状況整理から一緒に始めましょう。
💬 山梨県の空き家、LINE で一言ご相談ください
まずは気軽にご相談ください。
あなたの空き家問題、必ず解決策があります。
✓ 完全無料 / ✓ 24時間受付 / ✓ 全国対応
